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焼き物/陶器/陶芸作品の販売 >> 白磁陶器 田代里見 田代里見の白磁の白には、彼女が生まれ育った会津の雪の色が反映されています。言葉では上手に表現できませんが、白い雪の間に潜り込んだ光が青い色となってほんのり染み出ている、そんな感じです。だから人をはねつける白ではなくて包み込むようなあたたかい白なのでしょう。実際に手に持って見た感じもしっとりとやさしく湯上がりの肌のような感触です。 白磁はかたちが生命です。同じ種類の器を、ゆるみなくすっきりとした立ち姿で作り続けられるろくろ使いの技量は、長い間の修練の賜物と言えます。持ち手が手に自然に馴染む器があり、一方この器でうどんを食べたら美味しいだろうな、と見るたびに食欲を誘う器がある。 田代里見のひとつひとつの器が、様々な人の暮らしを豊かにしながら愛し用いられることを願っています。
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